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2024.04.11 テッシー社長のつぶやき
海外自由旅行(FIT)の手配をやっていると、実に色々な方たちに出会います。 その一つにお子さんたちだけで海外に行かせる保護者の方々との出会い。 世の中には子供たちに簡単ではない経験させようと思われる ワールドワイドの視点を持つ保護者の方々がいらして、その考え方に感嘆します。
お子さんだけの渡航のケースは様々ですが、 1、単身赴任のご両親に会いに行く 2、 海外の祖父母や親戚訪問。 3、小学生の海外語学研修プログラム参加 4. 高校卒業の記念旅行 が主なケースかと思います。。
この子供だけの渡航をアナカン(UNACCOMPANIED MINOR)といい その際に航空会社が補助をしてくれるサービスを(UNACCOMPANIED MINOR SERVICE)と言います 海外への引越し為、特別料金で荷物を送る制度UNACCOMPANIED BAGGAGEがあり それと同じ呼び方ですが、 こちらはお子様の一人旅とでも言いましょうか、その制度の事です。 保護者側は訪問国の出入国管理規定の確認と航空会社の規定の確認は必須です
アナカンが他の旅行と違うところは 海外航空券の代金は大人(12歳以上)子供(2歳以上12歳未満)幼児(0歳から2歳未満) に分かれていますが、アナカンの場合はお子様でも大人料金をお支払いいただく必要があるところです。 航空券発券の際には子供、幼児料金適用の場合は生年月日を入力しますが 12歳以上だと特に入力をしなくても発券自体はできます。 航空会社は大人料金を支払われた方がお子様年齢であることは申し出てもらわなければわかりません。 アナカン適用年齢(5歳から17歳まで)は航空会社によって違いますので お子様の一人旅の危険を回避する為、 航空会社はアナカンのルールを各社ごとに設けていますので 航空会社にお申し出頂くか、旅行会社に手続きをご依頼ください。
ちなみに弊社は小学生の海外語学研修プログラムの航空券部門を担っていますが 実にいろいろなケースがあり、子供だけの渡航は簡単ではないというのが実感です。
アナカンを受け入れない航空会社で予約発券し、発券後搭乗できないことがわかって 渡航が出来なくなったということがないようちょっとでも気になったら必ずお問合せ下さい。 スムーズに事を運ぶためにはチェック必須です。
アナカンはお迎えの方の指定が必要です。 指定の方のお迎えがない場合お子様を引き渡してくれません。 また、乗り換えがある旅程の場合も確認が必要。 乗り換え空港で手続きが必要ないかなど必ずお確かめください。
手続き自体は難しくありませんが航空会社によってルールが違いますので、 必ずご確認ください。 安全に渡航してもらう事、とても大切です。
蛇足ですが、保護者同行でも航空会社によって大人一人に対して、 子供料金で同行できる人数が決まっている場合もありますので お子さんと同行の旅行を考えている、例えば塾の先生など、要注意です。