海外渡航者の予防接種をうけるのは下記2点の理由があります。
1.海外で発生している、あるいは流行している感染症の感染予防の為
2.ワクチン接種済み証明書提出が入国条件になっている国や地域がある為
アフリカ各国ではビザの取得方法、予防接種の義務の有無が流動的なので、
渡航の前に必ず お確かめいただく必要があります。
タンザニアは黄熱病接種証明が必須に変更になりました。
2023年8月15日現在、タンザニア入国に黄熱予防接種は必須でなくなりました。
黄熱リスクの無い国(日本など)から直接入国される場合には、イエローカード(黄熱ワクチン接種証明書)は必要ありません。
ただし、旅行や仕事などで黄熱病の常在するアフリカ諸国間を移動する場合は、再入国時に無用のトラブルをさけるためにもできるだけイエローカード(黄熱病予防接種済みの証明書)の携行をお勧めします。
(タンザニアは黄熱リスクの無い国とされていますが、タンザニアからの入国に、イエローカードの提出を求める国があります。)
予防接種が必要な頃、タンザニアのサファリツアー参加のためのお客様には、急遽接種をお願いしたり、
隣国ケニアの病院で、到着後接種して頂き 証明書の発行をしたケースもありました。
現在、タンザニアは必要ありませんが、必要な国に渡航される方は
接種後有効になるまでに日数がありますので、早めの手続きをお勧めします。
★アフリカで黄熱病予防接種が必要な主な国(2023年8月23日現在)
アンゴラ、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニアビサウ、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国(旧ザイール)
その他、必要な国は厚生労働省検疫所ホームページ「FORTH」 サイトでご確認くださいませ。
黄熱の流行状況により黄熱予防接種証明書要求国は、予告なく変わることがあります。
厚生労働省検疫所ホームページ「FORTH」 サイトや検疫所において、渡航先が必須及び推奨国となっているかを確認をお願いいたします。
海外渡航で検討する予防接種の種類は、
黄熱 ポリオ 麻疹 日本脳炎 A型肝炎 B型肝炎 狂犬病 破傷風 ジフテリア。
特定の国(主にアフリカの熱帯地域や南アメリカの熱帯地域の国)では、
黄熱ワクチンの接種済み証明書を提示しないとその国に入国できません。
また、黄熱の流行国からインドや東南アジアの国へ入国するときにも、
黄熱ワクチンの接種済み証明書を要求されますので、
帰国時の乗り換えの時にこれが必要になる場合もあります。
長期滞在や留学の場合、入学等の条件として
各種予防接種に対する接種済み証明書を要求される場合もあります。
要求される予防接種を受けていないと、
入学等が拒否されることがあるので注意が必要です。
詳しくは渡航先の在日大使館や入学先へ問い合わせて下さい。
ワクチン接種の計画は余裕をもって早めにしないと、体により負担がかかったり、
期間が間に合わなかったり、ワクチンが間に合わなかったりすることもありますので
海外への旅行を思い立ったら早い時点で(できるだけ出発3か月以上前から)、
予防接種機関や検疫所で、接種するワクチンの種類と接種日程の相談をしてください。
ご自身が接種しやすい場所を調べて、早めにご確認下さい。
接種場所は、下記サイトをご参照ください。