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タイ旅行に行ったら絶対食べたい本場のタイ料理!

近ごろ日本でもタイ料理のお店が増えレシピの紹介などもあり、その美味しさが浸透して人気になっていますね。
なぜかクセになるおいしいタイ料理の人気の秘密をご紹介していきます。

アジア

タイ料理の食文化と美味しさの秘密

タイ料理の歴史

タイ料理のルーツは6~13世紀に移民となった中国系の民族によりもたらされた中華料理がベースになっています。
17世紀のアユタヤ朝時代には国際貿易がさかんになったことから、ヨーロッパなどの影響を受け、ポルトガルからは中南米の唐辛子が持ち込まれ、卵を使ったデザートが伝わるなどタイ料理文化に大きな影響を及ぼしました。
また、タイ料理の代表的なカレーはインドの仏教僧によりもたらされたと言われています。
18世紀にはアラブ料理も伝わり、ピーナッツを使う料理はアラブ料理に由来しています。

色々な国の食文化の影響を受けながらタイ独自の食文化とミックスして現在のタイ料理になったのですね。

地域ごとの特色

タイは地域により料理の特徴があり、北部では中国やミャンマーの影響を受け、酸味と甘さが少ない代わりにマイルドな味付けで、東北地方では辛みと塩味が強く、ラオスやカンボジアの影響を受けています。
南部ではマレーシアやアラブ、ペルシャの影響があり豊富な魚貝類を使い、生臭みを消すためスパイスを使った辛い料理が特徴です。
中部地方ではすべての影響を受けバラエティーに富んで比較的マイルドな味付けで、様々な食材やハーブ、調味料を使い豊かな味わいになっています。ラマ5世の時代に発展した宮廷料理も中部料理になります。

タイ料理の美味しさの秘密

クセになるタイ料理の味の基本は、ココナッツミルクやパームシュガーの「甘味」、唐辛子やコショウなどスパイスの「辛み」、ライムなどのフルーツやお酢の「酸味」の三大要素を満たしていることが基本で、ナンプラーや塩などの「塩味」で味を引き締め、エビ味噌やナンプラーなどの「うま味」加えることで5つの味覚により美味しさを醸し出しています。
さらに「香り」として、レモングラスやパクチーなどを添えることで美味しさが増します。

では、その美味しさの秘密を満たしている代表的なタイ料理をご紹介していきます。

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代表的なタイ料理

タイのスープ

本場タイに行ったら何を食べるか迷う前に、ざっくり知っておくと便利です。

「トムヤンクン」
日本でもすっかりお馴染みになった甘い、酸っぱい、辛い「トムヤンクン」は世界3大スープと言われ、本場タイで味わって欲しい定番料理です。
タイの全国どこでも食べることができます。是非本場タイで味わってほしい1品です。

タイのサラダ2選

「ヤムウンセン」
「ヤム」は和える、混ぜることでサラダを指し「ウンセン」は春雨のことですから、春雨サラダのことです。
具材は春雨のほかにエビ、イカなどの魚貝類、肉やソーセージに野菜やナッツを加え、調味料として唐辛子やパクチー、レモングラス、ニンニクなどを刻み、ナンプラー、ライム果汁、砂糖などを加えて味付けされているので、刺激的な辛さとさっぱりした酸味が絶妙なハーモニーで食欲をそそります。

「ソム・タム」
タイ北部の郷土料理「ソム・タム」は青いパパイヤ、ニンニク、ナンプラー、唐辛子、干しエビやカニなどを使ったタイの代表的なサラダです。
具材により30種類以上のソム・タムがありますので、好みの具材のソム・タムを見つけてください。

タイの米料理2選

「カオマンガイ」
タイのソウルフードと言われる「カオマンガイ」の「カオ」はお米、「マン」は油、「ガイ」は鶏のことで、タイ米を鶏の油で炒め、鶏のスープで炊いたご飯に蒸してぶつ切りにした鶏をのせて食べる料理です。甘辛いタレを付けて食べたらやみつきに。

「ガパオ」
日本でも定番の人気メニューになってきた「ガッパオライス」はタイ料理では欠かせない国民食で、「ガパオ」はホーリーバジル(亜熱帯原産のバジル)のことです。
ホーリーバジルとお肉、野菜を炒め、ナンプラー、オイスターソースで調理し、ご飯(カオ)に目玉焼きと一緒に食べます。
日本のガッパオライスと少し違う本場のガッパオライスを是非お試しを。

タイの麺料理2選

「パッタイ」
タイを代表する麺料理「パッタイ」の「パッ」は炒める、「タイ」はタイランドのことで、タイ風のやきそばのことです。
米粉で作った麺を使い、エビ、卵、もやし、ニラ、干しエビなどの具材を炒め、ナンプラーやオイスターソースで調理し、ライムやピーナツを振りかけて食べます。これ1品でタイの美味しさがギュっと詰まっています。

「カオソーイ」
タイ北部チェンマイの郷土料理「カオソーイ」は、カレーにココナッツミルクを加えたスープに「揚げた麺」と「茹でた麺」を入れ、好みでチキンや魚貝類、野菜をトッピングしたタイ風のカレーラーメンと言ったところでしょうか。
ココナッツミルクが入っているので、まろやかな味わいは日本人にも人気があります。

タイのカレー4選

「マッサマンカレー」
16世紀に国際貿易が盛んな頃、タイ南部に中近東から伝えられたとされ、「マッサマン」はイスラム教と言う意味があり、宗教の戒律により鶏肉や羊肉、牛肉を使っています。
ココナッツミルクとピーナッツペーストのまろやかな甘味と多数のスパイスの辛さが奥ゆきのある絶妙な味で、忘れられないタイ料理の一品です。

「グリーンカレー」
グリーンカレーの緑色は青唐辛子やパクチー、レモングラスなどのハーブ類がスープのベースになっており、スパイシーな辛さと甘味(ココナッツミルク)がバランスよく調和したカレーで、本場タイではジャスミンライス(長粒米)やビーフンと一緒に食べます。
タイでは「ケーン・キヤオ・ワ―ン」と呼ばれ「ケーン」は汁物、「キアオ」は緑色、「ワ―ン」は甘い、文字通り甘い緑の汁物と言う意味ですが、甘さの後にじんわりと辛さがきてタイならではの複雑な味のカレーです。甘さはあっても刺激的な辛さ。お試しを!

「レッドカレー」
レッドカレーの赤はスパイスに赤トウガラシを使っており、グリーンカレーの次に辛いとされています。ココナッツミルクが入り、深い味わいが特徴です。

「イエローカレー」
グリーンカレーやレッドカレーよりマイルドな辛さのカレーで、ココナッツミルクの代わりにココナッツクリームを使っています。カルダモンやターメリックが入り親しみやすいカレーです。本場でカレーの食べ比べもいいですね。

タイの肉料理2選

「ガイヤーン」
タイ東北部の発祥とされる「ガイヤーン」は「ガイ」鶏、「ヤーン」あぶり焼きの鶏料理です。ナンプラーやニンニクなどの甘辛いタレにつけこんで炭火でパリッと焼いたガイヤーンはタイのソウルフードと言えます。おかずはもちろんビールにもピッタリ!

「ムーピン」
日本の焼き鳥と同じようにタレ(ナンプラー、オイスターソース、ニンニク、ココナッツミルク、砂糖など)に漬け込んだ豚肉を串にさして焼いたタイの屋台料理です。
香辛料を使っていないので、辛さや香辛料が苦手な人でも食べられます。
「ムー」は豚、「ピン」は炭火で焼く、なので豚の串焼きですね。

タイのシーフード2選

「プー・パッ・ポンカリー」
ワタリガニをカレー粉の他にオイスターソースやナンプラー、ナムプリックパオ(タイのチリソース)、ココナッツミルクなどのスパイスで調理し、卵を加えることで複雑な味わいのワタリガニ料理です。
プー・パッ・ポンカリー発祥の店、バンコクにある「ソンブーン・シーフードレストラン」で召し上がってはいかがでしょう。

「トートマンクン」
「トート」は揚げる「マン」練る「クン」エビと言うその名の通りエビのすり身にパン粉を付けてあげた料理です。外はカリッと中はエビのすり身のふんわり感が絶妙な食感でタイの人気料理。
エビの代わりに魚の白身を使った「トートマンプラ―」もあり辛くありません。スィ―トチリソースをつけて食べます。

タイの鍋料理

「タイスキ」
「タイスキ」の名前の由来は、日本のすき焼きからつけたとされる中華の鍋料理です。
新鮮な魚貝類と野菜を火の通りにくいものから鍋に入れ、煮えたら好きな具材を取って甘辛いタレにつけ、好みでニンニクや唐辛子、ライムを入れて食べます。
鍋のシメにはだしの効いたスープで作る雑炊がおすすめ。

味は全くちがいますが、日本のすき焼きと手順は一緒ですね。色々な具材が気軽に食べられてヘルシーでおすすめです。

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タイで人気のスィ―ツ&フルーツ

タイ料理は辛いだけではなく、甘いスイーツもあります

タイ料理はどうしても辛いイメージがありますが、甘くて美味しいスイーツがあります。
タイで収穫できるフルーツやココナッツミルク、米粉やタピオカを使ったデザートはちょっと他にはない食感と美味しさが楽しめます。

タイの伝統的なスイーツ

「カオニャオ・マムアン」
タイを代表するスイーツ「カオニャオ・マムアン」は、ほぼ通年通して収穫できるみずみずしいマンゴーとココナッツミルクや砂糖でもち米を炊いてココナッツミルクソースをたっぷりかけて完熟マンゴーを添えた定番デザートです。
もち米は日本でも和菓子に使われていますが、もち米とココナッツミルクにマンゴーを組み合わせて一緒に食べるのは南国のタイらしいですね。

「ブア・ローイ」
ココナッツクリームで作った温かいスープの中に紫芋、ニンジン、カボチャを裏ごしした白玉団子が入っているスイーツです。モチモチしたカラフルな甘い白玉団子はパンチのきいた辛い料理のあとにおすすめです。

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タイ料理を食べる前に知っておきたいこと

美味しくタイ料理を楽しむためのポイント

以上、タイ旅行で食べたいグルメのご紹介をしてきましたが、人気のタイ料理を本場タイで食べて頂く前に知っておいて頂きたいことがあります。

《食べ方》
タイでは右手でスプーン、左手でフォークを持って食べ、フルーツ以外の食べ物をフォークで刺すのはNG。

《マナー》
お皿も器も手に持たず音を立てないように食べます。
器を口に当ててスープを飲む、料理をかき込むのはマナー違反とされています。
スプーンですくって飲みましょう。麺はすすらないように。
大皿に盛られた料理は取り皿に取って食べます。

《まめ知識》
料理を注文する際は、辛さや味をリクエストできます。また、パクチーなどが苦手な人は事前に抜いてもらうよう伝えましょう。
タイ語で書かれたメモを持っているといいですね。
タイのレストランや食堂、屋台では調味料(砂糖、ナンプラー、粉唐辛子、お酢)のセットが置かれていますので、自分の好みに調整できます。

変わった食べ物にも挑戦したいところですが、生の海鮮(牡蠣や貝)は控えた方がよいでしょう。水はどこでもミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

まとめ

本場でタイ料理、スイーツをお楽しみください。

今回はタイ旅行に行ったら食べたいタイ料理、スイーツをご紹介いたしました。
写真をみてるだけで、タイ料理を食べたくなりますよね。
是非、タイにいったら本場の味をお楽しみください。

タイに行きたくなったらキャンツアーへ是非お問い合わせくださいませ。

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