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台湾に行ったら訪れたい観光スポット
「定番」から「穴場」まで!

台湾は、日本から3~4時間ほどのフライトで気軽に行ける海外旅行先として老若男女問わず人気があります。台湾グルメをはじめショッピング、魅力ある観光地、博物館や寺院、温泉などもあり、人それぞれに楽しみ方はいろいろ!週末を利用し短い日数でリーズナブルな価格で行けるのも嬉しい、人気の観光地です!

アジア

海外旅行の行先として定番の台湾

目次

台湾の気候は、北部は亜熱帯、南部は熱帯地域で1年通して温暖な気候で日本ほどはっきりはしていませんが、日本と同じように四季があります。
おおまかに春(3~5月)、夏(6月~9月)、秋(10月~11月)、冬(12月~2月)
春と秋はカラッとしたお天気で晴れる日が多く、夏は日本と同じようにむし暑い日が続き、秋にかけて台風が通過し、冬は乾燥して北部では少し肌寒い気候になります。
山が多く海も近くにあり、多様な自然環境を持ちながら熱帯雨林や渓谷、海岸線などの美しい景色を楽しめる国と言えます。

久々の海外旅行として、また初めての海外旅行として親日で治安も良い台湾に出かけてみては、いかがでしょう。

見どころいっぱいの台湾(台北市と近郊)の人気観光スポットから穴場の観光スポットまでご紹介していきます。

1. 台湾のはずせない観光スポット

【国立故宮博物院】(National Palace Museum)

 世界4大博物館のひとつとされる故宮博物院は、中国歴代皇帝の「至宝」が約68万点も収蔵され常時6000~8000点展示されており、中国4000年以上に及ぶ歴史を学ぶことが出来るすばらしい博物館です。
 有名な展示品を除き3~6か月おきに入れ替えられているため、すべてを見尽くすのは10年かかると言われています。
 中華民国の軍人(馮 玉祥 ふう ぎょくしょう)は、1924年に中国最後の皇帝(清の朝廷)溥儀(ふぎ)を北京市にある故宮(紫禁城)から追放し、翌年「紫禁城」を「故宮博物院」として成立させました。これにより中国歴代朝廷と宮廷が所蔵していた貴重な文物は、中華文化遺産として後世に伝えられることとなり一般公開されたのが始まりです。

 その後、所蔵品を戦火から守るべく重要所蔵品を1933年に上海へ1936年には南京市の国立北平故宮博物院分院に移動させました。
 第二次世界大戦後、運び出された所蔵品は、1948年秋、「蒋介石」率いる国民党中央政府により国立北平故宮博物院分院から「第1級の所蔵品」が精選され、3回に分けて台湾に運びだされました。中国の歴代朝廷の優れた所蔵品は全部で3000箱近くありましたが、そのうち850箱あまりが逸品とされています。

 国共内戦後(中国共産党と中国国民党の武力対決)の混乱のため、北京市に戻すことが出来なかった所蔵品は現在も南京博物院に保管されています。したがって、故宮博物院の所蔵品は北京と台湾の2か所と南京博物院に分かれて展示されています。

歴史に翻弄され、戦火を逃れ運び出されたのですね。

所蔵品は古くは8000年前のものから秦の始皇帝時代、「隋」から「清」の歴代宮廷の収蔵文物など中国の歴史と密接に関係しています。

国立故宮博物院は中国の歴史、文化、芸術を知ることができ、カテゴリー別に時代を追って配置されわかりやすくなっています。

故宮博物院の隣には7000坪の広い至善園があり、本格的な中国庭園を楽しめます。
こちらも是非訪れて下さい。

営業時間:8:30~18:30 金・土:8:30~21:00
11月~3月は3:30~17:30
年中無休

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【国立中正記念堂】

中正記念堂の「中正」は台湾(中華民国)初代総統「蒋介石」の本名(蒋中正)を指し、功績をたたえ哀悼の意を込めて建てられた記念堂です。1980年に完成し一般公開されました。
中正記念堂の敷地面積は25万㎡とサッカー場25個分にもなる広さがあり、本堂の他、劇場、公園広場や庭園、池なども併設されています。
中正記念堂は蒋介石を追悼すると同時に中華思想を表現する場でもあり、建物ごとに思想が散りばめられています。
本堂の正面中央には高さ6.3mもの蒋介石のブロンズ像があり、帰ることが叶わなかった中国本土を向いて座っていると言われています。

そのブロンズ像の両側を衛兵が交代で守っています。

衛兵は、陸・海・空軍より選ばれた精鋭で高身長で鍛えられた彼らの「1時間ごと」の交代は一糸乱れずカッコ良くて、是非見て頂きたいセレモニーです。

営業時間:9:00~18:00
MRT「中正記念堂駅」徒歩すぐ

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【龍山寺】(りゅうざんじ)

台北で最も歴史のあるお寺「龍山寺」は、願い事をすればご利益があるとされ、地元の人々のあつい信仰をあつめています。
縁結びや幸運、合格祈願やお正月などたくさんの参拝客であふれます。

中国の「清」時代に福建省から移民してきた漢民族は、当時環境が悪く、10人のうち3人は残り6人は死亡し1人は帰国した辛い状態であったことから移民たちが神のご加護があるように創建され、福建省の龍山寺より分霊され龍山寺となりました。

台北の最強パワースポットとして是非訪れてください。

営業時間:6:00~22:00
MRT「龍山寺駅」から徒歩で直ぐ前

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【士林夜市】(しいりんよいち)

台湾に行ったらはずせない観光スポットとして定番の士林夜市。
夜市とあるように夕方5時過ぎからお店や屋台が開店の準備を始め、日が沈み夜になるにつれ賑やかになります。
B級グルメや雑貨、衣類のお店や射的や金魚すくいなど毎日が縁日のように楽しく活気にあふれた市場です。
プチプラでちょっと変わったグッズやおもしろいおみやげなど探すのも楽しい!
B級グルメを一挙に楽しめるところとして士林市場の地下1階にある美食区のフードコートがおすすめです。
多数のグルメ屋台が並び座って食べられるのがいいですね。

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2. 台湾のおすすめ観光スポット

【九份】(きゅうふん)

台北市から車で約90分の基隆市近郊の山あいの町で、その昔は寒村の一つにすぎませんでしたが、19世紀末に金の採掘が始まり徐々に町が発展し日本の統治時代には最盛期を迎えました。
日本統治時代のおもかげが残り路地や石段は当時のままで酒家(料理店)などの建物が多く残されています。

アニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われ日本での知名度は高まりました。レトロな街並みはどことなく懐かしい感じがするのが不思議です。

山の斜面に続く階段の途中には雑貨や茶房などのお店が立ち並びたくさんの人でにぎわっています。

昼間とライトアップされた夜の風景は別の魅力があります。

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【十分】(シーフェン)

台北から車で約1時間半の場所にある静かな山間の町「十分」。
どこか懐かしい風景の「十分」には平渓線と言う単線が走り、その単線の両側にお店がぎっしり立ち並んで日本では見られない光景です。
線路沿いにはみやげ物屋、飲食店、ランタンのお店などたくさんあります。

台湾ではランタンに願い事を書き空に飛ばす風習(天燈上げ)があり、十分駅はそのメッカと言える場所になっています。
単線は日中約1時間ごとに上下1本の列車がこの駅で交差し、列車のない時間帯は駅から約300mの線路沿いに観光客の入場が許されていてランタンを飛ばすポイントになっています。
ランタンに願い事を書いて夜空に飛ばしてみましょう。

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【忠烈祠】(ちゅうれつし)

台北市中山区にある忠烈祠(ちゅうれつし)は、辛亥革命(しんがいかくめい)や中華民国の建国、革命や日中戦争で戦没した革命家や中国兵士の英霊が祀られている施設です。
日本の統治時代「護国神社」と言われましたが、第二次世界大戦後、忠烈祠と改めました。

大門をくぐると中央広場があり、その奥に中国の宮殿様式の大殿があり、左側に文烈士祠、右側に武烈士祠があります。
時代ごとの順に文烈士祠が祀られ位牌は100人単位で祀られ、個人名の位牌は元首や特別な功績を遺した烈士が祀られ、武烈士祠は左官と尉官は100人単位、士官と兵士は合祀箱により祀られています。

忠烈祠(ちゅうれつし)は、入口にある台座に陸・海・空軍から選ばれた衛兵が微動だにせず、まばたきも控え立っている姿に驚かされます。大門と大殿の入口に各2名の衛兵が守っています。

忠烈祠でも衛兵(皆高身長)の「1時間ごと」の交代があります。一糸乱れずカッコ良くて、是非見て頂きたいセレモニーです。

台湾の歴史や革命にまつわる多くの想いが詰め込まれたとても尊い場所です。
「忠烈祠」の革命の壁画や烈士が祀られているお堂も忘れずに見てください。

営業時間:9:00~17:00
休業日:5月28日、29日、9月2日、3日

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【台北101】(たいぺいいちまるいち)

「台北101」は、2004年にオープンした509.2mの超高層ビル。
約7年の歳月をかけて日系企業が中心となり建築され、2007年ドバイの超高層ビルに抜かれるまで世界一高いビルとしてギネスにも認定されていました。

ビルは独特のかたちで、輪郭は伝統的な仏塔と竹の節をイメージし八層立てになっています。「八」は縁起が良いとされ中華思想が反映されています。

超高速の気圧調整されている日本製エレベーターで展望台まであっという間。
耳が痛くならない様に調整されているなんてすごいですね。

500mほどの高さの展望台から見る台北の景色は圧巻です。
天気の良い日は、展望エリアの最上階の屋外展望台に出られます。屋外で観る光景はリアルで足がすくむほど絶景。

これだけの超高層ビルからの景色は、超非日常体験として是非見て頂きたいものです。

営業時間:11:00~19:00
土・日・祝祭日:10:00~19:00

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3. 台湾の穴場観光スポット

【林安泰古民家園】(林安泰古厝民俗文物館)(りんあんたいこみんかえん)

台北駅から車で15分程の場所にあり、160年以上の歴史がある最も完全な状態で保存されている民俗博物館です。
中国福建省から台湾に渡り財を築いた林家の邸宅で、中央の中庭を囲むように赤レンガの4棟の建物が建てられている中国伝統の「四合院」造りになっています。

中国ならではの配置と景観は、風水を重んじる建物や庭園となっています。

台北市内からほど近いにもかかわらず、まるで別世界。
美しい庭園と伝統家屋の調和した景観はとてもフォトジェニックで必見です。

日本語のパンフレットもあり、入場無料で見られます。

営業時間:9:00~17:00
休業日:月・祝祭日

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【五分埔商圏】(ウーフェンプー・シャンチュエン)

ショッピングが大好きなら約1000軒ものお店が立ち並ぶ衣類問屋街の「五分埔商圏」はいかがでしょう。
MRT「松山駅」から徒歩5分の場所にあります。
レディース、メンズ、ユニセックス、子供向けなどとブロックで分かれて展開して商品の豊富さは1日ではとても回り切れないほどの規模です。
問屋街のため試着はできませんが、掘り出しものが見つかる買い物天国です。

ほとんどのお店はクレジットカードが使えません。現金のみのお買い物です。

営業時間:13:30~23:00頃
MRT台湾鉄路「松山駅」徒歩5分

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【饒河街觀光夜市】(じょうががいかんこうよいち)

饒河街觀光夜市は五分埔のそばにある夜市で台湾の旅感100%!
ショッピングの帰りに立ち寄って小籠包やくるみ餅などの屋台グルメを味わってみるのもいいですね。
饒河街觀光夜市を歩いていると東側入口の横にライトアップされた目を奪われる「慈祐宮」があります。
道教の航海や漁業の神様が祀られています。立ち寄ってお参りしましょう。

夜市では人混みの中ではバックや財布、携帯を取られないよう持ち方に注意が必要です。
また、迷子になってしまうこともあります。もしはぐれたら事前に待ち合わせを決めるなど対策しておくほうがいいですね。

営業時間:17:30~24:00頃(お店により前後)
休業日:無休

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4. まとめ

定番から穴場まで、台湾には見所がいっぱい!

近年、台湾は人気急上昇となって台湾グルメやスイーツ、雑貨、お茶など人気があり、見どころもたくさん。
老若男女問わず人気の観光地となっています。
台湾の旅は、おいしくって楽しくって疲れた心をきっと元気にしてくれます。
定番の見どころから穴場の観光スポットまで、時間の許す限り是非訪ねてみてください。

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