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ラオスに行ったらぜったい見るべき3つの世界遺産

新たな旅行先として注目されつつあるラオスですが、まだまだ知られていない謎の国。街全体が世界文化遺産になっている「ルアンパバーン」やフランス統治時代の建物が残りラオス第2の都市とされている「パクセー」、ラオス最大級のミステリースポットと言われる「シエンクワーン」の見どころをご紹介していきます。

アジア

担当者からのコメント

世界中の人々が世界遺産に魅了され「見に行きたい!」と思う気持ちは共通の想いですね。

ラオスには3つの世界文化遺産があります。
ラオスは敬虔な仏教国であり仏教寺院がいたる所に見られ、私たち日本人にとって身近に感じられる国です。
その一方で植民地時代の建築物が随所に残り仏教と西洋が入り混じった独特の景観が見られます。
旅行者にとって普段見る景色と異なり「想像のつかない景観」を見ることは、驚きであり心が刺激され想像を掻き立てられますね。
そんなラオスの世界文化遺産の見どころをご紹介していきます。

1. 古都ルアンパバーン

古都ルアンパバーン

ラオスらしさを感じられる古都「ルアンパバーン」は1995年世界文化遺産に登録されました。
「ラオスの伝統的な建築物」と「フランス保護領時代のコロニアル様式の建物」が何世紀にも渡り融合し調和した街並みの景観は美しく、是非訪れたい町です。

《ワット・シェントーン(Wat Xieng Thong)》

1560年にラーンサーン王朝のセーターティラ―ト王により建立されたワット・シェントーンは、ルアンパバーンにある寺院のうち最も格式が高く美しいと言われています。

ルアンパバーン様式の極端に湾曲した幾層にも重なる屋根を持ち、壁面には伝説の動が描かれ、背面の壁には仏教に関する物語がモザイクで描かれた「マイ・トーン(黄金の木)」が見られます。
北側の壁にはガネーシャ像の首などが描かれ見応え充分。

1960年ラオス国王シーサワン王の葬儀で使われた黄金の龍をモチーフにした霊柩車が納められています。

夕暮れ前に入場すると夕焼けに映える寺院が見られ、僧侶たちのお経が響き幻想的な世界へ引き込まれておすすめです。

拝観時間:08:00~18:00
定休日:なし
アクセス:ルアンパバーンの観光案内所から徒歩約15分

《朝の托鉢》

仏教信仰の中心地とされるルアンパバーンには、多くの寺院が点在し僧侶や仏教を信仰する人々の修行や教育の場となっています。
ワット・シェントーンなど大きな寺院の近くにある「サッカリン通り」では毎朝5時半~6時半頃、とても若い修行僧の托鉢を見ることができます。
観光客も喜捨体験をすることが可能で、喜捨するもち米は宿泊先のホテルに依頼し用意してもらう事ができます。

《プーシーの丘》

ルアンパバーン市内の中心にあるプーシーの丘からの夕日は絶景です。
多くの観光客が「この丘のサンセット」をめざしてやってきます。カーン川に反射する夕日は言葉を失うほどの美しさに魅せられます。
 
ゆっくり沈む夕日を眺めたらどれほど癒されることでしょう。

《ナイトマーケット》

夜になるとルアンパバーンのメインストリートでは、ナイトマーケットが開かれます。
ラオスならではのおみやげがたくさん揃いじっくり選ぶことができます。
料金交渉しながらおみやげ探しを楽しんでください。

《多民族が暮らす町》

ルアンパバーンに暮らす少数民族を訪れ多様な文化や生活様式、芸術に触れてみましょう。
モン族―ろうけつ染めや刺繍の伝統工芸で有名。
カム族―竹、藤などでカゴやバック生活用品を作って生活
ヤオ族―中国から移住したヤオ族は道教、中国語の文字を持ち込み、刺繍が有名。
タイ族―伝統工芸の織物である綿、シルクは王族に納めていました。

《クアンシーの滝》

ルアンパバーン市内から車で30分ほどの場所にあるクアンシーの滝は、淡いターコイズブルー。その美しさに圧倒されます。
滝の麓にある段々の水たまりで泳ぐことができます。

《バクウー洞窟》

メコン川をボートで1時間半ほど遡った川辺にはバクウー洞窟があります。
川岸に垂直に切り立った断崖にぽっかりと空いた穴の中に4000体もの仏像がところ狭しと並び見ごたえたっぷり。ラオスの人々の信仰心の篤さに感心します。

2. ワット・プーと関連古代遺産群

ワット・プーと関連古代遺産群

ワット・プーと関連古代遺産群は、チャンパーサック群の聖なるカオ山の麓にあるヒンドゥー寺院とその周辺を取り巻く遺跡群であり、2001年に世界遺産に登録されました。

ワット・プーは、カンボジアのアンコールワットより前に造られたクメール遺跡で、ワットは「寺」プーは「山」を意味し小高い山に広大な寺院が建立されました。
聖なるカオ山をシヴァ神に見立てメコン川をガンジス川に例えたと言われ、5~13世紀にクメール王朝によりアンコール様式のヒンドゥー寺院として建立されました。
その後、ラーオ族により仏教寺院に改修された2つの宗教の融合史跡です。
仏教寺院になってからは「プラサート・ワット・プー」と呼ばれるようになりました。

山の中腹には祠堂があり苔によりエメラルドグリーンに変色した本堂は歴史を感じ、アンコール遺跡にそっくりです。

ワット・プー遺跡から見下ろす景色は、参道や人工池を含め広大な大地を見渡せる絶景となって必見です。
年に数回、満月の夜にお祭りが開催されます。
アクセスは、首都ヴィエンチャンから国内線を利用し約1時間半のラオス南部の都市「パクセー」へ移動し、車に乗り継ぎ約1時間の場所にあります。

「パクセー」は、メコン川支流のセードン川河口に栄えた街としてフランス統治時代の建物が残りラオス第2の都市とされています。

3. シエンクワーン県ジャール平原の巨大席壺群

シエンクワーン県ジャール平原の巨大席壺群

ラオス中部にあるシエンクワーン台地に2100を超える石壺が散らばって埋められています。
紀元前500年から西暦500年までの鉄器時代に造られたとされ石の壺、墓石、採石場などが含まれています。
ラオスの伝説では、かつてこのエリアに巨人が住みラオ・ハイと呼ばれるお酒を醸造し貯蔵するために石壺が生み出されたと言われています。
1930年代にフランス人の考古学者により調査され、壺の周りには人骨や副葬品、陶器などが発見されたことから埋葬儀礼に使用されたと考えられています。

4. まとめ

ラオスに行きたくなったらCANツアーへお問い合わせくださいませ。

以上、ラオスの3つの世界文化遺産をご紹介してきました。

世界遺産を訪ねる旅は少しでも効率よくじっくり見たいものですね。
ラオスは近年新たな旅行先として注目が高まってきていますが、日本人にとってまだまだ未知の国と言えます。
ツアーに参加されたらガイド付きで安心して効率よく巡ることができておすすめです。

ラオスに行きたくなったらCANツアーへお問い合わせくださいませ。

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