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ウズベキスタンの旅で買いたいおみやげ8選!

ウズベキスタンのおみやげとして人気のある伝統工芸品には、美しい刺繍や鮮やかな色彩の陶器、手織りのアトラス製品や独特のデザインが施された木工品があります。
職人の手作りによる高い技術と歴史的な文化を反映し、独自の模様や色彩は、ウズベキスタンの豊かな伝統と文化を感じさせてくれます。

アジア

担当者からのコメント

旅をしながらその国の歴史や文化、そして人々を知ることは人生に大きな意味をもたらしてくれます。
文化や伝統が反映されたおみやげを手にすることは、価値がある思い出として残りますね。
ウズベキスタンならではのおみやげ8選をご紹介していきますので、是非ご参考にしてください。

目次

ウズベキスタンの旅で買いたいおみやげ8選!

1.スザニ

スザニ(伝統工芸)

スザニの起源は18世紀にさかのぼり、絹や木綿の生地に絹製の刺繍糸を使い美しい刺繍が施された伝統的なテキスタイルで、ウズベキスタンの文化的な遺産とされています。

刺繍の特徴的なデザインは、幾何学模様、太陽や月、花や果物、動物や植物がモチーフとされ地域や部族により異なります。

手作りのスザニ

時間をかけてていねいに手作りされたスザニは装飾品として飾られる作品もあり、美術品として収集されているとも言われています。
また、結婚式の日に持参金として新郎に渡されることがあります。

壁掛け、ベッドカバー、クッションカバー、テーブルクロスなど様々な用途に使われています。
ウズベキスタンの旅の記念に市場や工芸品のお店でお気に入りを探しておみやげとしてください。

2.リシタン陶器

伝統的な陶器

ウズベキスタンのリシタン陶器は、フェルガナ盆地のリシタンという町で生産される伝統的な陶器です。
その歴史は約1000年前に遡り、古代シルクロードの交易路で発展しました。
リシタンは豊富な天然資源に恵まれ、特に高品質な粘土が産出されるため、陶器の制作に最適な場所でした

青と緑の釉薬が特徴

リシタン陶器の特徴は、その鮮やかな青と緑の釉薬にあります。この釉薬は天然の鉱物を用いて作られ、独特の色合いと光沢を生み出します。
また、手描きで描かれる花や植物、幾何学模様が特徴的で、職人の技術が光ります。
伝統的な技法とデザインが受け継がれつつ、現代の感覚を取り入れた作品も増えています。

リシタン陶器は、主に食器や花瓶、ティーセットなどの家庭用品として使われ、ウズベキスタンの文化と歴史を象徴する工芸品として国内外で高く評価されています。

美しいリシタン陶器は和食にも映えておすすめのおみやげです!

3.木工細工

歴史は千年以上の木工細工

ウズベキスタンの木工細工は、古代シルクロードの重要な中心地として栄えたこの地域で発展してきました。
歴史は千年以上にわたり、特にブハラやサマルカンド、コーカンドといった都市が木工技術の中心地として知られています。

精緻な彫刻と複雑な幾何学模様

ウズベキスタンの木工細工の特徴は、精緻な彫刻と複雑な幾何学模様、植物やアラベスク模様のデザインにあります。これらのデザインは、イスラム芸術の影響を受け、無限の美しさと秩序を象徴しています。また、インクルージョン(木材に異素材を埋め込む技法)やペイントでの装飾も特徴的です。

伝統的な技法は代々受け継がれ、熟練した職人によって手作業で制作されています。
現代でもこの技術は保存され、観光客に人気の高い工芸品として販売されています。

4.アトラス製品

伝統的な絹織物

ウズベキスタンのアトラス製品は伝統的な絹織物として、その歴史は数百年にわたります。
「アトラス」はペルシャ語で「絹」を意味し、シルクロードを通じてウズベキスタンにもたらされました。特にフェルガナ盆地が生産の中心地として知られています。

シルクロードならではのおみやげ

アトラス製品の特徴は、その鮮やかな色彩と独特の模様にあります。
手染めによる絞り染め(イカット技法)で作られるため、縞模様や抽象的なデザインが際立ちます。
絹の滑らかな質感と光沢があり、衣装やスカーフ、クッションカバーなど多岐にわたり使われています。

伝統的なアトラスは、手織り機で丹念に織り上げられ、自然の染料を使用して鮮やかな色を出しています。

シルクロードたる所以のおみやげですね。
伝統工芸品として、是非おみやげにして頂きたい一品です。

5.フェルト製品

原料は羊毛

ウズベキスタンのフェルト製品は、中央アジアの遊牧民の伝統に深く根ざしています。
フェルトは何千年もの間、テント(ユルト)や衣類、敷物など、生活に欠かせない素材として使用されてきました。
羊毛を原料として保温性、防水性、耐久性に優れており、過酷な気候条件でも重宝されました。

独特のデザインと色彩

フェルト製品の特徴は、色鮮やかな染色と独特のデザインです。
手作業で作られるため、各製品が一点物で、幾何学模様や動植物のモチーフがよく用いられます。特に、カラフルなフェルトの絨毯やウォールハンギングが人気です。

制作は、羊毛を水と石鹸で湿らせ、揉み込んで繊維を絡ませるという伝統的な方法が用いられます。こうして作られたフェルトは、柔軟性と強度を兼ね備えた素材となります。
ウズベキスタンの手工芸品として国内外で評価されており、伝統文化の一端を担っています。

手作りの品は一期一会。気に入ったら是非手に入れてくださいね。

6.コウノトリのはさみ

精巧な作りの伝統工芸

ウズベキスタンのコウノトリのはさみの起源は19世紀に遡ります。
特にブハラやサマルカンドなどの都市で作られ、その独特なデザインと精巧な作りで知られています。

幸運や繁栄を象徴するコウノトリ

コウノトリのはさみの特徴として、細かい彫刻やインクルージョンが施され、美しい装飾が施されています。
はさみのハンドル部分がコウノトリの形を模しており、くちばし部分が刃になっています。このデザインは、コウノトリが幸運や繁栄を象徴すると信じられているためです。

素材は主に金属で作られ、銀や鉄、真鍮などが用いられます。
職人たちは伝統的な技法を駆使して、手作業で一つ一つ丁寧に仕上げます。
このはさみは、刺繍や裁縫、その他の手工芸に用いられるほか、美しい装飾品としても評価されています。

7.ウズベクおじさん

人気のキャラクター

ウズベキスタンのお土産として人気のある「ウズベクおじさん」は、ウズベキスタンの文化と日常生活を象徴するキャラクターです。
この人形は、笑顔で、伝統的なウズベクの衣装を身に着けた姿で描かれています。
衣装はカラフルなイカットやスザニの生地で作られており、刺繍や装飾が施されています。

ウズベキスタンの文化を象徴

「ウズベクおじさん」は、ウズベキスタンのホスピタリティと温かい心を象徴し、茶碗を持っている姿やパンや果物などを持った姿で描かれ、ウズベクの伝統的なお茶文化と豊かな食文化を反映しています。

ウズベクおじさんの人形は、ウズベキスタンの文化と人々の生活に触れることができる人気のおみやげです。

8.サマルカンド・ペーパー

手すき紙・伝統工芸品

サマルカンド・ペーパーは、ウズベキスタンの伝統的な手漉き紙で、その歴史は8世紀に遡ります。中国から伝わった製紙技術がサマルカンドで発展し、シルクロードを通じて西方に広まりました。
高品質な紙として知られ、特に中世の学者や書籍製作者に重宝されました。

※写真はイメージです。

サマルカンド・ペーパーの特徴

サマルカンド・ペーパーの特徴は、その強さと美しさにあり、素材には桑の木の樹皮が使用され、手作業で繊維をほぐして作ります。
このプロセスにより、紙は耐久性が高く、保存性にも優れています。また、自然の色合いが美しく、滑らかな手触りが特徴です。

この紙は、写本や書道、絵画などに用いられ、現代でも工芸品や芸術作品の素材として人気があります。伝統的な製法は今も守られ、観光客向けの工房では紙漉きの実演を見ることもできます。

9.まとめ

まとめ

ウズベキスタンは紀元前2世紀から15世紀半ばまで活躍したシルクロードの中心地として栄え、歴史の中で紆余曲折しながらさまざまな文化や宗教など交流があり発展し、独自の文化や伝統が築かれてきました。

ウズベキスタンには、私たちが意外に知らなかった魅力ある伝統工芸品や特産品にあふれていますね。

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ウズベキスタンの旅で買いたいおみやげ8選!はいかがだったでしょうか?
思い出に残るおみやげを探してくださいね。

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