イタリアのベストシーズンは?イタリアのイベントやお祭りをまとめました。
イタリアへの旅行は基本的には4月~9月頃がベストシーズンといわれております。また時期によって様々なお祭りやイベントが開催されています。今回はイタリアのベストシーズンとイベント、お祭りをご紹介させていただきます。
お客さまのシチュエーションにマッチした旅行プランのご提案をいたします。
イタリアへの旅行は基本的には4月~9月頃がベストシーズンといわれております。また時期によって様々なお祭りやイベントが開催されています。今回はイタリアのベストシーズンとイベント、お祭りをご紹介させていただきます。
イタリアの春の天気は東京と似た気候になります。
但し、日差しが強いので少し暑く感じる可能性があります。
シャツにジャケット、またはシャツやカーディガンを着ている方が多いです。
平均最高気温:20~25度
平均最低気温:7~11度
ミラノマラソンは毎年4月に開催され、イタリアのマラソン(ローママラソン、ヴェニスマラソン)の中でも入スピードなレースとして知られています。レースはカステロ広場からスタートし、数々の名所を走り抜け、ナポレオン時代に設立された平和の門(ミラノの凱旋門)がゴールとなります。また、ミラノマラソンは関連グッズがお洒落なため人気を集めています。あの人気ブランド「アルマーニ」とコラボしたランナーズTシャツなどがグッズとして販売されています。マラソンに参加する以外にも毎年注目すべき点がございますので、マラソン好きではない方でも楽しめるイベントとなっております。
イタリアでは、毎月第一日曜日に国立美術館、博物館の入場料を無料で開放しています。イタリア国民以外に観光客でも適応されるので、美術館や博物館をこの期間中にいくつか回ってみるのもいいかもしれませんね。
状況により変更になる場合もありますので、事前にご確認ください。
1909年から開催されているイタリア全土を舞台にして毎年5月に行われる自転車プロロードレースです。ジロ・デ・イタリア(Giro d’Italia) とはイタリアをまわるという意味があり、200㎞前後のイタリア各地のコースでタイムを競い合います。
2024年第107回は、5月4日~26日の開催となります。グローバル・サイクリング・ネットワークのレースパスアプリにてライブ配信予定ですので、是非ご確認くださいませ。
世界中のシェフや料理関係者が集まり、食について発展を促すイベントが毎年5月に開催されています。その年ごとにテーマがあり、シェフ同士が対決を行ったりもするそうです。ミラノ・フードシティーではイタリア料理のクッキング教室もあるので、イタリア料理を実際に作ってみるのも旅行の1つの思い出になりそうですね。
※参加するには事前予約が必要です。
7月、8月は夏の中でも一番暑いです。
しかし、最低気温は日本よりも下がるため過ごしやすいです。
袖なしのタンクトップや風通しのいいパンツやスカートがおすすめです。
但し、教会見学の際は服装に注意をしましょう。
平均最高気温:26~31度
平均最低気温:15~17度
6月末から8月末まで開催されている野外オペラフェスティバルの『アレーナ・ディ・ヴェローナ』。野外オペラフェスティバルの中では世界最大級といわれています。2000年前に建設された円形闘技場にて開催されるため、ほかでは味わうことのできないオペラを楽しむことができます。インターネットまたは当日アレーナの会場近くにあるボックスオフィスにてチケットの購入が可能です。
公演時間 21:00~24:30
ボックスオフィス
公演当日の営業時間:10:00~21:00
公演がない日の営業時間:10:00~17:45
-アクセス-
①ミラノからのアクセス
直通のFrecciarossaまたは直通の列車でヴェローナ・ポルタ・ㇴオーバ駅へ約1~2時間。
便数:1時間に2本程度の便数があり
料金:片道13ユーロ~
②ヴェネチアからのアクセス
Frecciarossaで1時間10分、急行電車で1時間27分、各駅停車で2時間前後
便数:1時間に数本あり
料金:片道11ユーロ~
毎年6月から8月下旬まで、ボローニャのマッジョーレ広場にて映画が上映されています。ボローニャの美しい街並みに囲まれた広場にて巨大なスクリーンで映画を見るのは、日本ではこのイベントならではの体験になります。映画はかなり古いものから最近のものまで、上映しているとか。映画はなんと無料で鑑賞することができますが、人気の映画が上映する日は早くから場所取りが始まるみたいです。立ち見でも鑑賞は可能とのことなので、お時間ある日は足を運んでみてはいかがでしょうか?
毎年8月末から9月初旬にかけてヴェネツィアでは国際映画祭が開催されます。ベルリン、カンヌと並ぶ世界三大国際映画祭の1つなります。ヴェネツィア国際映画祭は本島から水上バスで15分ほどのリゾ島が会場となります。ヴェネツィア国際映画祭は、チケットを購入すれば観光客でも入場ができます。ドレスアップをした世界的スターを実際にお目にかかれる機会となりますので、映画好きでない方にもおすすめしたいイベントとなります。
1895年から2年に一度、6月から11月までヴェネツィアで開催される現代美術の国際展覧会です。国ごとに出展をしているためか、一部では『アートのオリンピック』と言われているとか。メイン会場には各国のテントを建てることができる公園と旧国立造船所になりますが、ヴェネツィアの街中にて無料で展示されています。美術部門を行わない年は、建築部門、音楽部門などまた違う展示品を拝見することができます。
暑すぎず、寒すぎず、一年の中でも絶好の観光シーズンと言えます。
日中は暑いため、半袖にカーディガンやパーカーを着ることをおすすめいたします。
平均最高気温:18~31度
平均最低気温:8~17度
ボローニャにて11月に3週間ほど開催されるジャズフェスティバルです。国内のアーティストのみに限らず、海外からもジャズアーティストを迎え、毎日コンサートを開いています。毎日様々な場所でコンサートを開催しているため、違う雰囲気を味わえるのもこのコンサートの魅力のひとつとなります。
秋といえばトリュフのシーズンですよね。そんなこのシーズンにはイタリア各地の生産地にてトリュフ祭が開催されます。
有名な祭りはトリノより南にあるアルバにて10月から12月の始めにかけて開かれる『フィエラ・インテルナツィオナーレ・デル・タルトゥーフォ・ビアンコ・ダルバ』です。トリュフの試食はもちろん、トリュフを使った食品を試食購入できたり、セミナーも開催されています。トリノから電車で1時間半とそこまで遠くないので、旅行初心者の方でも足を運びやすい場所になっております。
イタリアでは寒くなると各地でチョコレート祭が開催されます。
10月中旬には有名チョコレートメーカーの本社が多く並ぶウンブリア州のペルージャにて、『ユーロチョコレート』が開かれます。ヨーロッパ各地や地元のチョコレートメーカーが勢ぞろいするお祭りのため地元の方から有名です。
一方、ボローニャではイタリア各地からのチョコレートと近隣の国から幅広い種類のチョコレートが集まる『チョコショウ』が11月中旬に週末にかけて数日間開催されます。かなり寒い日はホットチョコドリンクが好評みたいです。
その土地によって販売しているチョコレートの種類が異なるので、好みのチョコレートを探してみるのもいいかもしれませんね。
アルプス・アペニン山脈などの山間部では雪が降り、寒さが厳しくなります。
ベネチアでは、底冷えする格別の寒さになるため、防寒対策必須です。
12月上旬と下旬では気温差があるため、一週間以上滞在される方は
気温の違いを直接肌で感じることができるかもしれません。
平均最高気温:6~13度
平均最低気温:0.6~5度
11月下旬から1月上旬までイタリア各地の広場や通りにてクリスマスマーケットが開催されます。このクリスマスマーケットの中で一番大きいと言われているのが、ドロミーティ街道(イタリア北東部)にあるボルツァーノでのクリスマスマーケットとなります。このクリスマスマーケットで必ず飲んでいただきたいのは、「Vin Brule」というホットワインです。気候が寒い中でのイベントとなりますので、指先からあたためながら屋台を巡ってみてはいかがでしょうか。開催期間については地区ごとに異なりますので、行く前に必ず確認をすることをお勧めいたします。
このお祭りはベファーナと呼ばれる魔法使いのおばあさんが、魔法のほうきに乗って
夜な夜な眠っているこどもたちにお菓子を配ります。この一年間いい子にしていなかった子供には、お菓子の代わりに真っ黒な石炭が詰められてしまうそうです。
最近は石炭そっくりの真っ黒なお菓子が作られ、菓子店のショーウィンドウを飾ります。
石炭菓子を楽しめるのはクリスマス後から1月6日までの短い期間のみ。この時期にイタリアに訪れた際は、是非試してみてください。
北イタリア、ピエモンテ州のイブレアという街で行われるオレンジ戦争は、2月の風物詩と言っても過言ではありません。貴族チームと平民チームの2チームに分かれ、オレンジを投げ戦う豪快なお祭りになります。参加は基本的に住民のみとなりますが、観客としてなら見に行くことができます。観客席にまでオレンジが飛んでくる可能性もありますが、日本では体験することができないお祭りを目の前で体験してみませんか。
2024年の開催日:2月11日・12日・13日
-アクセス-
①ミラノからのアクセス
・列車
所有時間:2時間半(トリノ1回乗り継ぎイブレアまで)
料金:14ユーロ~
②ヴェネツィアからのアクセス
・列車
所有時間:約5時間(トリノ1回乗り継ぎィブレアまで)
料金:91ユーロ~