10月11日からの水際対策緩和で、海外渡航を検討される方が増えてきました。
それはそれで業者としてはうれしいのですが、
久しぶりの渡航で旅行の勘が鈍っている可能性もあります。
安全管理、リスク回避もその一つ。不景気も加わっています。
行き慣れた国でも、大好きな国でもご注意ください。
今日はベトナムのパートナー企業からの情報で
最近被害報告が増えたタクシートラブルをお伝えします。
実は私も2020年1月にベトナムを訪問した時、この被害にあっています。
当時は自分のうかつさを反省していただけでしたが
どうやら沢山のケースがあるようなので自分の例を紹介しながらお伝えします。
私の場合は、ダナンから日本に帰る際のトラブル。
直行便では時間帯が合わず、経由便で帰国予定。
国内線遅延で国際線に乗り継げず、ホチミンで深夜泊を余儀なくされた。
空港隣接ホテルに移動のタクシーでのトラブル。
乗り継ぎできなかったのは航空会社理由と思うが
航空会社は「自分で探して」と協力してくれない。
深夜を過ぎていたためホテル予約アプリでは翌日泊しか検索できず
アナログで(つまり電話)ホテル探しする必要ができた。
といってもリストを持参したわけでもなく
仕方なく、空港から見えたホテルに空室があるであろうと
ゴーショー(予約なしでチェックインカウンターへ行く事)。
往路は通常の航空会社に搭乗したのに
帰路は節約を考え、LCCを選んだのが失敗だったと反省。
深夜だし白タクに乗車してしまわないよう注意しなから
保安地域にいた係員に紹介されたタクシーに乗車したが、
(多分グルだったのだと思う)やられてしまった。
帰国直前なのでドンをほぼ使ってしまっていたため
支払いを気にしてお財布を見せてしまった。
「他のお金はあるか?」など聞かれたような気もする。
どう支払ったかうろ覚え。
なんとなくやりとりに変な感じを受けたものの
別の場所に入れていたユーロとドル紙幣の中から
少額のドル札やユーロ札は残して
高額紙幣だけ抜き取られてしまっていたというわけ。
気づいたのはタクシーを降りてから。
どのタイミングで抜き去られたか不明という鮮やかな手口だった。
あとで考えると、ああすればよかった、こうすればよかったと思う事が沢山ある。
日本大使館からの注意事項はのその通りと思う事ばかり。
タクシーは密室。変に騒がなくてよかったと思うものの
この手のトラブルが増えているそうなので、是非注意して欲しい。
万が一の事前の準備大切、
海外では基本的に知らない人は信用できない。
ご注意ください!!
ハニートラップ事件報告もあるそうです。
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【在ベトナム日本大使館からの情報】は下記
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●空港から乗車したタクシーの中で、
運転手から財布の中の現金をすり取られる被害の報告が複数件報告
●出張や観光で当地を訪れる方が増加する中、
このような手口の犯罪が発生していることをご承知いただき、
ご自身が被害に遭わないように注意することが大切です。
また、本邦等から出張者を予定されている企業等関係者におかれては、
出張者に予め注意喚起をしていただけますようお願いします。
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.被害に遭わないための予防法
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上記のような被害は一度発生してしまうと解決は難しいため、
事前に被害を回避することが大切です。
(1)空港では、声を掛けてくるような個人タクシーには乗車せず、
タクシー待機所で配車担当者が案内をしている大手タクシーや、
空港内のタクシーカウンターを利用する。
また、それらのタクシーに乗車する場合でも、その後のトラブル対策のため、
車両ナンバーなどを乗車前に確認しておく。
(2)タクシーを配車する際は、できる限りアプリを使い、
車両や運転手の情報、料金などについて事前に把握をしておく。
(3)アプリで配車した車両に乗り込む場合には、
手配した車両情報等と一致することを必ず確認してから乗車する。
(4)車内では、財布の中身を運転手に見せたり、財布を渡したりしない。
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